唐沢鉱泉近くの駐車場

朝５時に自宅を出発、中央道双葉ＳＡで朝食をとって諏訪南で降りる。桜平・夏沢鉱泉分岐から先、道はダートになるが比較的良い道で車体の底を擦るようなことはない。唐沢鉱泉手前から路肩駐車が増えてくるが、幸い駐車場の端に空きがあった。駐車は無料。

登山口の標示板

唐沢鉱泉登山口の標示板があり、てっきりその脇から入るのかと思ったら違った。ちょっと紛らわしい。

唐沢鉱泉の建物

外から見ると宿泊者が丁度朝食をとっているところが見えた。

西尾根コースの入口

西天狗に直登する西尾根コースは先ほどの標示板の少し先にあった。ここを右に入っていく。

唐沢を渡る

すぐに橋があって唐沢の流れを渡る。

岩の多い道

川を渡ると八ヶ岳特有の石のゴロゴロした道になるが、それほど歩きにくくはない。やや右手方向にトラバースするような感じで道が続く。

枯尾ノ峰分岐

やがて尾根上で枯尾ノ峰から登ってくる道と合わさる。

第一展望台手前の開けた場所

登っていくと開けた場所に出て赤岳など南八ヶ岳の山が目に入る。まだ第一展望台ではなくその少し先だった。

第一展望台

第一展望台には標柱が建っていてすぐそことわかる。見晴らしは良いが西天狗はその手前のピーク（第二展望台）に少しさえぎられている。

第二展望台手前から望む天狗岳西峰

西天狗手前は急な登りになっているのがよく見える。

第二展望台

ここは第一展望台よりも広い。一眼レフを取り出して赤岳方面を撮影してみた。

天狗岳西峰への岩場の登り

西天狗への岩場の登りになる。特段危険ということではないが、ペンキの示す場所を見て選んで登って行かないと先に進めない。急な登りなのでさすがにややバテた。

岩場通過後振り返る

岩場通過後、斜度も緩やかになりちょっと一息つく。振り返ると登ってきた尾根筋がよく見える。

天狗岳西峰（西天狗）

無事に天狗岳（西天狗）に登頂。山頂部分は広く景色も360度開けている。

天狗岳西峰の三角点

山頂の中央に三角点がある。周囲の土が侵食されたのか、石柱がずいぶん露出している。

天狗岳東峰を望む

西天狗から東天狗を望む。この二峰、西天狗の方が約６ｍほど高い。

根石岳、南八ヶ岳方面を望む

手前のなだらかな根石岳やその向こうの硫黄岳と比べ、赤岳はずいぶん尖がった感じで見える。

根石岳山荘

根石岳山荘が鞍部に建っている。ここはお風呂があるらしい。

天狗岳東峰（東天狗）の山頂

東天狗の山頂は岩がごつごつしていてあまり広くない。

東天狗から望む西天狗

東天狗に比べると西天狗はずいぶん丸っこい。

東天狗を辞して黒百合平に向かう

山頂を裏側から見たところ。裏側は急にすとんと落ち込んでいる。

すりばち池コース分岐

下る途中、すりばち池を経由して黒百合平に向かうコースとの分岐がある。すりばち岩コースは以前下ったことがあるが、岩が大きくて歩きにくかった記憶がある。

すりばち池、黒百合平方面を望む

すりばち池には水は見えず干上がっている様子。

東天狗（左）と西天狗（右）

ここからだと分かりにくいが、東天狗の尖った岩が天狗の鼻のように見えるので天狗岳と名付けられたとか。

中山峠

中山峠からはミドリ池方面に下る道がある。峠自体は狭い場所で特段何もない。

黒百合平とテント場

中山峠から木道を歩くとすぐに黒百合平に着く。平坦地が広がっていてテント場として好適地である。

黒百合ヒュッテ

黒百合ヒュッテはこの辺りでは名の知られた小屋。テント泊は２回記憶があるが、小屋泊まりしたことがあるかどうかははっきり覚えていない。

唐沢鉱泉分岐

黒百合平からは大きな岩が転がっている涸れ沢を下っていくのだが、とても歩きにくい。足元ばかりに気を取られて歩いていたので、あやうく分岐の標識を見落とすところだった。

再び唐沢を渡る

分岐からは岩も少なくなり、歩きやすくなる。最後に再び橋を渡る。

林道を下る

橋を渡ると林道に出る、ここを真っすぐ下って行けば唐沢鉱泉である。

唐沢鉱泉の源泉

林道脇に唐沢鉱泉の源泉の一部が川に流れ込んでいる。含まれる成分の影響でちょっとした湯畑のような感じになっている。手で触ると湧水のように冷たい。

唐沢鉱泉まで戻る

ようやく元の場所に戻ってきた。これは林道を振り返ってみたところ。

唐沢鉱泉でひと風呂

せっかくなので唐沢鉱泉のお湯に浸かってきた。浴槽は熱めのとぬるいの２つあるが、加熱式なのでかけ流しというわけにはいかない。お湯に新鮮さが感じられず、正直言ってあまり大したことない印象。日帰り入浴料700円だった。