屏風山に登る道

雑木林の中を歩いて行く。あまり歩かれていない感じで、展望も特にない。

屏風山に向かう途中現れた謎の施設

途中現れた謎の建物。上がって見ると道路が通じていて江戸時代風の細長い蔵のような建物だった。箱根関所の関連施設なのか？

急登を登り切ったところ

急登を登り切ると左に直角に折れる。ここからは穏やかな道になる。

屏風山山頂

山頂は小さい広場になっているが全く見晴らしがない。ベンチくらいあっても良さそうなものだが。

下る途中にあったベンチ

下ってしばらくするとベンチが出てきた。こんな中途半端な場所で休む人はあまり居ないと思うがどうなんだろう。

旧東海道近くの車道に出るところ

甘酒茶屋の手前で車道（県道）に出る。屏風山を経由しないハイキングコースは車道の向こう側の林の中を通っている模様。

甘酒茶屋の石碑と説明板

甘酒茶屋に到着。茶屋前の紅葉が美しい。

大勢のハイキング客でにぎわう

ここは大勢のハイカーで賑わっていた。このあと旧東海道を下り始めるとハイカーをあまり見かけなくなる。みんな一体何処に行ったのか？

雰囲気を残す甘酒茶屋の建物

建物は茅葺きで江戸時代の建物風。建物の中は食堂や売店だが、わざと薄暗くなっていて当時の雰囲気を演出している。

石畳の道が始まる

甘酒茶屋からはしばらく車道沿いを歩くが、一旦道を渡ってから石畳の道に入る。石畳は風情はあるのだが滑りやすく歩きにくい。

見晴橋を渡る

見晴橋の近くで再び車道に出る。

この辺り紅葉が美しい

見晴橋付近の紅葉はちょうど見頃となっていてとても綺麗だった。

いかにも絵になりそうな石畳の道

箱根の旧街道は江戸幕府によって延宝八年（１６８０年）に石畳に改修されたとのこと。

斜めの排水路

道に流れ込んだ雨水の流れを反対側の低い方に追い出すために石が斜めに切られている。このやり方は現在でも登山道でよく使われている。

石畳のまま橋が架かっている場所

石畳の道がそのまま橋になっていて面白い。

箱根新道を渡る

箱根新道はよく使うが、ここを渡るのは初めて。

箱根旧街道の畑宿一里塚

この一里塚は江戸日本橋から23里の場所にある。道を挟んで両側に塚があり畑宿から見て右側にモミ、左側にはケヤキが植えられている。

畑宿側の一里塚入口

この入り口から少し入ったところに桔梗屋というお蕎麦屋さんがある。とろろ蕎麦が名物のようだ。

守源寺（日蓮宗）境内にある大黒天

なぜか大黒天が祀られている。このお寺ののぼりにも大黒天と書かれていたので、お参りの中心は大黒様のようだ。

畑宿のバス停

箱根登山バスの畑宿バス停（箱根湯本方面行き）

割石坂付近の石畳

畑宿から少し行くと再び石畳の道に入る。

車道から分かれて畑宿発電所に下る道

少し車道を歩いてから大天狗山神社のところで右手に折れ、畑宿発電所の方に下っていく。

畑宿発電所脇の吊り橋で須雲川を渡る

探勝歩道の須雲川を渡る丸太橋が流失してしまったらしく、その少し先にある吊り橋を渡るようにとの指示があった。

須雲川自然探勝歩道を出る場所

須雲川自然探勝歩道はここで終わり。ここからはしばらく車道脇を歩く。

奥湯本温泉の旅館群

幹線道から外れているので滅多に通らない奥湯本温泉。あまり人を見かけず、どこか寂れた感じがする。

再びわき道に入る

再び石畳の道を歩く。川の脇を通るが暗くてやや寂しい感じ。

茶屋の道祖神

男女の双体像の道祖神があった。

早雲寺の門を入って振り返る

立派なお寺があったので門を入ってみたら後北条氏ゆかりの早雲寺だった。

早雲寺の本堂

立派な本堂。観光地にあり後北条氏に縁の寺なのでもっと賑やかかと思ったら、静まり返っていた。

北条五代の墓（江戸時代のもの）

この墓は後北条氏の末裔で河内狭山藩の殿様が後年建立したもの。

三枚橋から箱根湯本駅を望む

あまり地図を確認せず漫然と車道を歩いていたら箱根湯本の先の三枚橋まで来てしまった。ここから戻るのも悔しいので先の入生田駅まで行くことにする。ただ結果的には思ったより遠く、戻った方が良かったかも。

箱根登山線の三線軌条

入生田駅近くの三線軌条の様子。小田急線と箱根登山線は軌間が異なるので三線になっている。ただし箱根湯本−入生田間のみ。箱根登山線のほうが標準軌で線路幅が広い。

箱根登山線・入生田駅

やっと入生田駅までたどり着いた。最後は長かったが、芦ノ湖からここまで歩けて満足。