【コース概要】
水芭蕉を見に尾瀬に行ってきました。尾瀬ヶ原の群生地はちょうど見ごろとなっており、美しい水芭蕉を堪能できました。
東電小屋に泊まり、翌日はアヤメ平に登りましたが、登山道は思いのほか雪が多く、やや歩きにくい状況でした。しかし、お天気も良く、周囲の山々が見渡せたのは大きな収穫でした。
| 【日 程】 | ２０１７年５月２８日（日）〜２９日（月） |
| 【山域名】 | 尾瀬 |
| 【山 名】 | 尾瀬ヶ原見晴(1,415m)、アヤメ平(1,969m) |
| 【ルート】 | １日目：鳩待峠9:55〜山ノ鼻11:10/40〜竜宮十字路13:50〜ヨッピ吊橋14:50〜東電小屋14:55（泊） ２日目：東電小屋6:55〜尾瀬ヶ原橋7:05〜東電分岐7:15〜見晴7:30〜竜宮十字路8:00〜富士見田代10:20〜アヤメ平10:55〜横田代11:40〜鳩待峠12:50 |
| 【天 候】 | １日目：曇り時々晴れ、２日目：晴れ |
| 【参加者】 | 私と友人２人 |
| 【その他】 | 標高差 約５５０ｍ（尾瀬ヶ原見晴 1,415m〜アヤメ平 1,969m） |
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鳩待峠から尾瀬ヶ原、アヤメ平周回 ルートマップ
５月２８日（日）
 鳩待峠の様子 朝５時半に駅前の駐車場を出発。戸倉の第一駐車場は満車で第二のほうに誘導される。こっちはまだ余裕があった。乗り合いタクシー（10人乗り）で鳩待峠に向かう。 |
 尾瀬ヶ原に向かう登山口 鳩待峠で身づくろいをしてから出発。山ノ鼻までは下り一方である。 |
 登山道周辺に雪が出てきた 下り始めたらすぐに雪が出てきた。時折、木道の上にも雪がかぶっていて、滑りそうなので注意しながら歩く。チェーンスパイクを持ってきたが、ここでは使うほどではなかった。 |
 至仏山を望む 至仏山が覆いかぶさるような感じでそびえている。 |
 概ね下って平坦になってきた辺り 川の流れる場所まで降りてくると、そこから山ノ鼻までは概ね平坦な道となる。 |
 山ノ鼻の途中にある水芭蕉の群落地 途中、水芭蕉の群落地がある。自分としては尾瀬で初めて見る水芭蕉の花だ。 |
 雪がいっぱいある山ノ鼻の様子 橋を渡るとまもなく山ノ鼻に到着。この周辺は思ったより雪が多い。テント場はかろうじて除雪されていた。 |
 山ノ鼻の研究見本園から見上げる至仏山 研究見本園の方に行ってみたが、こちらは木道ごと雪に埋まっていた。雪をかぶった至仏山が美しい。 |
 牛首方面に向かう（残雪が多い） 尾瀬ヶ原を歩き始める。このあたりも残雪が多いが、木道の上は雪はついていないので安心して歩ける。 |
 山ノ鼻方面を振り返る 振り返るとやはり雪が多い。日曜日なので帰路についている人が多い。 |
 牛首付近になると雪が減少 木道をしばらく進み、牛首付近になると雪も減ってきた。 |
 上ノ大堀川を渡る 尾瀬ヶ原の中心部に向かって進んでいく。燧ケ岳の方はあまり雪が目立たない感じ。 |
 水芭蕉で有名な撮影スポット 尾瀬ヶ原の水芭蕉の写真で有名な撮影スポットに到着。雪の至仏山を背景に川が蛇行していて、その脇に水芭蕉が咲いている様は、なるほど絵になる。 |
 木道が美しい 木道が左右に広がる様子はこれまた絵になる。 |
 竜宮十字路と竜宮小屋 今回は東電小屋に向かうので竜宮小屋の手前の十字路を左（北方向）に折れる。ちなみに竜宮小屋の先にある沼尻川を越えると福島県となる。 |
 ヨッピ吊橋 変な名前だが、ヨッピ川に架かるのでヨッピ吊橋。ヨッピ川の上流は鳩待峠付近である。 |
 美しく咲く水芭蕉 まだ咲き始めの水芭蕉の方が瑞々しい感じで美しい。 |
 東電小屋と燧ケ岳 東電小屋が見えてきた。尾瀬ヶ原より少し高い場所に建っている。右が本館、左（樹木に隠れて見えにくいが）が別館である。 |
 東電小屋本館 本日宿泊の東電小屋、尾瀬では新潟県内にある唯一の山小屋である。食堂やお風呂は本館にあるが、今回は別館に宿泊。大企業がバックにあるだけに施設はしっかりしている。 |
 旅館並みの夕ご飯 夕ご飯も地元の食材を使ったりしてなかなか良い。ご飯と味噌汁はお代わり自由。以前泊まった弥四郎小屋よりもこちらの方が好みだ。もちろんお酒も飲める。 |
 食堂の様子 食堂は明るくて快適、本館も別館も施設は立派。お風呂もきれいだった。 |
５月２９日（月）
 充実の朝ごはん 朝ごはんは基本和食だがハム、サラダ付き。これまた良かった。 |
 今回宿泊した別館 今回は別館に宿泊。ここの宿泊部屋は二段ベッドが３つ入っていて定員６名。ベッドごとにカーテンで仕切られるので女性でも安心して泊まれる。混んでなかったので３人で１室に泊まれた。トイレは一部シャワートイレが採用されていた。 |
 尾瀬ヶ原橋 沼尻川（只見川）を渡って福島県に入る。 |
 東電分岐から見晴十字路に向かう道 東電分岐を右に折れて見晴十字路に向かう。三条ノ滝方面は残雪のため通行止めとなっていた。ただし、温泉小屋までは問題ない様子。 |
 見晴地区の山小屋 見晴地区は尾瀬で最も山小屋が集中している場所。 |
 逆さ至仏山 運よく逆さ至仏山が撮れた。 |
 逆さ燧ケ岳 振り返って逆さ燧ケ岳も撮れたが、こちらは逆行なのでイマイチ映えない。 |
 竜宮小屋 昨日とは反対側から竜宮小屋に接近。 |
 雪の長沢新道を登る 今回は尾瀬沼経由で戻ることも考えたが、雪のことも考えアヤメ平経由で鳩待峠に戻ることとする。しかし、長沢新道もなかなかの残雪で結構苦労した。チェーンスパイクなしではちょっと無理。 |
 富士見田代と燧ケ岳 富士見峠近くの富士見田代で視界が広がり、燧ケ岳や会津朝日岳が望まれた。 |
 富士見峠を越えて沼田側の展望 ようやく富士見峠が見渡せる場所に着いた。眼下に戸倉方面、見渡せば日光白根山や武尊山が望まれる。営業休止となった富士見小屋の屋根も見える。この先の場所でチェーンスパイクを脱いだ。以後は使わなくても大丈夫だった。 |
 アヤメ平付近から平ヶ岳を望む こちらから見ると山頂付近がのっぺりしていて将に平ヶ岳。 |
 アヤメ平の休憩所 開放的で気持ちの良い場所。 |
 アヤメ平から望む燧ケ岳 アヤメ平には思ったより大きな池塘が点在している。 |
 アヤメ平から望む平ヶ岳方面の山並み 池塘からはカエルの鳴き声も聞こえる。 |
 横田代と至仏山 全体的に傾いたような感じの横田代。ちょっと不思議な感じがする場所だ。この先、ずっと至仏山を眺めながらの道。 |
 鳩待峠への出口 鳩待峠への下りは急にぬかるんできて歩きにくかった。ここまで途中すれ違う人は少なかった。 |
 鳩待峠に無事到着 鳩待峠に無事に到着。ぬかるみで泥だらけになったが、トイレ脇に靴洗い場があるので助かった。ここでカップ麺を食べ、バスの時間を待つ。周囲は団体さんが多かった。今回の山行、お天気にも恵まれ楽しかった。 |
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