【コース概要】
　 南アルプスの前衛にあたる甘利山と千頭星山に行ってきました。甘利山山頂付近はレンゲツツジの名所ですが、盛りは過ぎていて、ほとんど花は残っていませんでした。

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広河原の駐車場

三角点との分岐（左が三角点方面）

１６７２ｍ三角点

　 中央高速の甲府昭和で降り、甘利山を目指す。広河原（北岳登山口の広河原とは別）の駐車場までは舗装された道である。マイクロバスまでは入れるが、大型バスは入れないとのことである。広河原の駐車場にクルマを止め、甘利山に向かう。往路は１６７２ｍ三角点がある方のルートを進んだ。

三角点近くのあずまや

三角点付近から望む富士山

甘利山直下の見晴台

　 三角点の先にあずまやがあり、その先は展望が開け富士山が望まれた。ここからちょっと登っていくと、甘利山直下の見晴台に着く。

見晴台から望む笊ヶ岳（中央やや左の双耳峰）

見晴台から望む櫛形山

甘利山山頂に向かう木道

　 展望台には方向指示盤があり、山座特定に便利だ。南アルプスの笊ヶ岳が見えるというのはちょっと意外だった。ここから木道を歩いて甘利山山頂に向かう。本来ならここの周辺はレンゲツツジが群生しているはずだが、見ごろは完全に過ぎていた。

甘利山山頂

山頂から望む木道

奥甘利山に向かう途中から望む甘利山

　 甘利山山頂も景色が良く、山の合間から鳳凰山の山並みが少し見える。ここから少し下り、登り返して奥甘利山に向かう。

奥甘利山山頂

登山道から望む千頭星山

大西峰（おおにしうら）直下の分岐

　 奥甘利山は登山道から少し入ったところにある。寂しい感じの山頂だが標識はきちんと整備されている。
　 ここから登山道に戻って、あらためて千頭星山への道に戻る。やや急な坂を登り切ると稜線付近に分岐があり、右が青木鉱泉に向かう道、左が千頭星山に向かう。

大西峰付近の笹原

千頭星山山頂

鳳凰山・辻山方面

　 分岐から先が大西峰（なぜか「おおにしうら」と読む）となっているが、ピークははっきりしない。笹原を突っ切って山頂付近を見てきたが、小さなコンクリート製の杭があるだけだった。
　 ここから笹原を進み、軽く登って千頭星山の山頂に到着。山頂は樹林で視界はない。お昼ご飯を食べていたら、夫婦連れが１組登ってきた。
　 食事後、大なじか峠方面を偵察に行く。下りはじめの斜面から鳳凰山の稜線と辻山らしい山が望まれた。道ははっきりしていたが、一旦大きく下っていて登り返すのに苦労しそうなルートである。

鳳凰山・地蔵岳のオベリスク

甘利山付近のツツジ

喫茶や売店もあるつつじ苑

　 帰りは、来た道を戻る。甘利山からの下りは、途中からつつじ苑の方向の道を下る。つつじ苑は喫茶ができ売店もあるようだった。周辺ではボランティアの方々が除草作業などをしていて頭が下がる思いだ。

つつじ苑付近のアヤメ

甘利山周辺案内図

帰りの途中に寄った青木鉱泉

　 広河原からの帰りは試しに青木鉱泉の方に下ってみる。結果的には思ったよりも遠回りになってしまった。それにしてもバスが来ているルートなのに途中からダートになるとは思わなかった。ちなみに、青木鉱泉は平日とあって全く人気がなく寂しい感じ。せっかくなので日帰り入浴とも思ったが、千円もするのでやめた。ちょっとお高いのでは？
　 途中１台にもすれ違わず、韮崎方面の県道に出る。平日の林道はやはり寂しい。

（おわり）

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