八幡平に行ってきました。 今まで登った百名山のうち唯一写真の記録が残っていなかったので行ったのですが、さすが百名山、雨模様ながらなかなか良い山でした。
夜行バスで盛岡駅に到着。駅で朝食後、バスで八幡平行きのバスに乗る。八幡平頂上バス停からの往復では歩きでがないので茶臼口からのコースを歩いてみることにする。
茶臼口では数人が下車した。登山口にはきちんと案内板が設置してある。
途中から茶臼岳が見えてきた。道はなだらかに登っていく。
茶臼岳の肩のあたりに着くと避難小屋の茶臼山荘がある。立派な作りで寝泊まりに十分である。中では若い女性が二人話し込んでいた。こちらはそれを聞きながらお昼ご飯とする。女性達は青森から来たそうで、週末は付近の山に良く登るそうな。
コンビニおにぎりの昼食を食べてから山頂に向かう。誰も居なかった。山頂からは眼下に樹林や池などが見渡せる。ずいぶんと森が深い印象である。
山頂からは再び小屋に戻って、今度は黒谷地湿原に向かう。道はなだらかで水が流れているため木道が設置されている。
所々ニッコウキスゲが群生しており、黄色い花が美しい。
黒谷地湿原に到着。木製の展望デッキがある。池の雰囲気がなかなか良い場所である。
少し登って行くと源太森に着く。周りはガスに覆われ展望はなかった。源太森が具体的にどこを指すのかイマイチ不明。
やや下って八幡沼に着く。この辺りからは観光客らしき人たちがポツポツ歩いている。沼のあちこちにやたら丁寧に説明板が設置されていて、なにやら皇族方お出ましの気配が・・・。
八幡平頂上はご覧の通りの地味な場所。全体が平（たいら）なので頂上と言うより標高上の最高点に過ぎない。まさに頂上と書いてあるから「頂上」なのである。
顕著なピークではないので、全体を見渡すには展望台が必要なのである。登ってみたがお天気が悪く、ほとんど何も見えなかった。
結構雨が降ってきたのでバス停に向かって急ぐ。途中、鏡沼の脇を歩く。お天気が良ければもっとゆっくり景色を楽しみたいところだが、ちょっと残念。
八幡平頂上と盛岡駅を結ぶ県北バス。ちょっと時期を外していたのかガラガラでまったりとバス旅が楽しめる。 実は翌日は秋田駒ヶ岳登頂を予定していたのだが、予想外の大雨で山行は中止に。代わりに中尊寺と遠野の観光を楽しんだ。ちなみに秋田駒は二度目の撤退、こうなったらいつか絶対登ってやるぞ。
「東北地方の山」に戻る
