【コース概要】
　 関東地方で大雪があった３日後、雪の丹沢を楽しみたくて再び「高取山」に登ってきました。登りは、今まで歩いたことがない秦野側から入り、下りはバリエーションコースである伊勢原清掃工場への道を行ってきました。

このＨＰは幅1080ピクセルで表示しています。

ゴルフ場への入口�@

クラブハウス横の小さな社（やしろ）�A

コース右端の道

　 高取山には何度も登ったことがあるのだが、秦野側から入ったことがない。そこで今回は東京カントリークラブから登るコースに挑戦した。
　 秦野駅から蓑毛行きのバスに乗り東中学校前で下車。道を右に入りしばらくは道なりにゴルフ場のクラブハウスを目指して歩く。到着して再度地図を見返すと、登山ルートはクラブハウスに至る道路の途中から入るようになっているのに気づき、いったん道を下って戻る。道の脇にトイレがあり、そこから場内に入れるようになっている。コースのすぐ脇にある急な坂を登っていくのだが、ちょっと気が引ける。結局はクラブハウスの脇の小さな社（やしろ）があるところに出るので、これならわざわざコース脇を通らず、クラブハウス側から入った方が良いように思う。
　 ゴルフ場内は道があちこちに通じているのだが、ここは右端のカートの道を真っ直ぐ進むのが正しい。

登山道に出るゲート�B

高取山への折り返しの道

フェンスからの入口

　 やがて正面にゲートが現れる。ここから林道のような道に入るのだが、すぐに道を折り返してゴルフ場脇の土手のような所に上がる。そこにあるフェンスに出入り口があり、そこからやっと高取山への登山道に入ることができる。
　 実は最初この入口を見過ごしてしまい、間違った道をずいぶん先まで行ってしまった。ゴルフ場に沿って行くのですぐに気がつくべきだったのだが、思い込みは怖い。

山頂へ向かう道

山頂近くに建つＮＨＫの通信施設

誰もいない高取山山頂�C

　 さて、道は尾根筋をどんどん登っていく。山頂にあるＮＨＫの通信施設のための送電線が通じていて、それに沿っていけば間違うこともない。先日降った雪がかなり残っているが、軽アイゼンを履いているのと斜度もさほどでないので問題なく登っていける。意外に早く山頂に到着した。
　 山頂には中高年の登山者グループがおしゃべりしていたが、すぐに秦野側に向かって下っていき、あとは私一人になる。お湯を沸かしてカップ麺をいただく。
　 ここからどういうルートを下ろうかと思ったが、伊勢原市の清掃工場側に下りる点線道があったのを思い出し、その道を試してみることにする。

弘法山方面に向かう下り道

４５４ｍ峰に向かうポイントにある道標�D

４５４ｍ峰から付けられた目印

　 高取山からの急斜面を慎重に下り、しばらく行くと小ピークを巻くようになる。回り込んで標識のあるところまで来ると山頂に行けそうな感じになっている。雪で踏み跡は分からないのだが、とりあえず偵察のつもりで山頂に向かう。山頂まで来ると下り方面に向かって立ち木にビニールひもの目印が付けられている。雪の上に踏み跡も続いており、たぶんこれが点線コースであろうということで、目印に沿って下っていく。

鹿防護柵の出入口から出たところ

伊勢原清掃工場の裏側に出る�E

塔の山緑地公園の西側入口

　 途中３４０ｍポイントあたりで目印が二手に分かれるが、右手の方を選ぶ。やや急降下の後、鹿防護柵の扉を抜け、真っ直ぐ下ると清掃工場の裏に出た。最後の部分は国土地理院の地図の点線コースより右に寄っていた。
　 ここからは舗装された道を行く。先々週訪れた塔の山緑地公園の西側入口の前を通り、右に折れて坪内バス停方面に向かう。国道246号を渡って鶴巻温泉駅に行き、弘法の里湯で一風呂浴びて帰ってきた。やはり最後は温泉で締めるのが良いです。

（おわり）

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